お盆なので、お赤飯
青森県では、お盆にお赤飯を炊いてご先祖様にお供えします。これは小豆が貴重なものであったので、ご先祖様にも召し上がっていただきたいという意味があるそうです。病院に入院しているとなかなかお赤飯を食べる機会はありません。そこで、毎年8月13日にはお盆メニューとして、お赤飯、煮しめ、酢の物、とうもろこし、すいかをお出しします。お盆にご先祖様にお供えしたり、家族が集まって食べるものをイメージして献立をたてました。患者さんはお赤飯ととうもろこしをとても楽しみにしてくれていました。お赤飯は、青森県ならではの甘いお赤飯。もち米100%とまではいきませんが、もっちりと仕上がりました。お粥の方には、小豆を混ぜた小豆粥です。これもほのかに甘みが…。食が進まず、そうめんを食べている患者さんも、小豆粥を美味しそうに食べてくれました。お盆が過ぎると、暑さもひと段落してくれるといいなあ。