潜入!デイケアリポート⑨「クラフト」編
こんにちは!ぴよ助です。今回はデイケアのプログラム「クラフト」をリポートします。クラフトとは、工芸や手芸といった意味があります。どんな作品を作っているのでしょう?楽しみです!さっそくいってみましょう♪
「クラフト」は、ほぼ毎日のように実施しています。(詳しくはデイケアプログラムを参照して下さい。)この日参加されていたメンバーさんは、塗り絵、編み物、ミシンを使ってウォールポケット作りをされていました。ビーズで小物を作る方や、ティッシュケースや小物入れをつくる方もいらっしゃるそうですよ。わからないところは、スタッフが教えてくれます♪
ぼくは「塗り絵」にチャレンジしました。お花や食べ物、かわいいキャラクターなど、さまざまな塗り絵から選ぶことが出来るので悩みますが……ぼくは、可愛い妖精さんと美味しそうなおやつを、色鉛筆で塗ってみました。どんな色にしようか考えながら色をつけていきます。やりはじめると、のめりこんでしまいますね。
また、ギターなど楽器を演奏している方もいらっしゃいました♪クラフトでは、毎月第2・3・4木曜日PMのみ、楽器演奏もできるそうです。
ちなみに、毎週火・金曜日AMの「自主活動」でも、希望すればクラフトを行うことができます。そちらでは陶芸もやることができますよ♪お茶碗やお皿、コップ……何を作ろうか悩みましたが、ぼくは湯飲みと猫の箸置きを作ってみました。粘土の不思議な感触に癒されます。出来上がった作品は持ち帰ることができますよ♪
「ぴよ助の感想」
今回、クラフトに参加できて本当に良かったです。ぼくは今回、塗り絵に参加させていただいたのですが、その際声をかけてくれたメンバーさんがいました。(以下、Aさんとします。)Aさんはぼくの塗り絵を見て「綺麗だね」と言ってくれました。とても嬉しかったですし、達成感がありました。一方で、集中力を使ったためか、心地よい疲労も感じていることをAさんに伝えました。Aさんは「塗り絵は、簡単に塗ってしまうことも出来るけど、こだわって丁寧に塗ろうとすると時間がかかるものだよ。」と教えてくれました。Aさんの塗り絵も見せていただきました。様々な色を使い、濃淡をつけて塗られていて、工夫して塗られたことが伝わってきました。また、ぼくが同じ塗り絵を塗るとしても、Aさんと全く同じ色になることはないと思います。塗り絵に「Aさんらしさ」が表れていて、それがとても素敵だと思いました。
クラフトは、Aさんのように、とことんこだわって作品を作りたいという人はもちろん、「少し興味がある」という方も気軽に参加することができるプログラムだと思います。デイケア参加やクラフトについて興味のある方は、病院のスタッフに相談してみると良いかもしれません。
それでは、今回はぴよ助がお送りしました。次回もお楽しみに~!
まとめ
「クラフト」 ほぼ毎日実施(詳しくはデイケアプログラムをご参照下さい。)
※参加人数はその日により異なります。
デイケア参加やプログラムについて興味のある方は、お気軽にご相談ください。