実りの秋、10月です。

いつのまにか、秋です。

今年の夏は、コロナに大雨と、お盆もあっという間に駆け抜けてしまい、気がついたらもう10月。新米の季節になっていました。

青森県を代表するお米、「青天の霹靂」。今年も美味しくできました。10月8日から発売が開始となり、当院でも13日のお昼に登場しました。新米はそれだけ食べてもごちそうです。青天の霹靂は秋の恒例メニューとなっていますが、やはり楽しみなご飯です。今年も銀鮭の塩焼き、キノコの白和え、柿など、秋の実りを一緒に堪能しました。

「今日のご飯やお粥は、青天の霹靂だよ~」と声をかけると、患者さんからは「新米、やっぱり美味しいなぁ」と笑顔がこぼれていました。

 

 

10月10日はスポーツの日。以前は体育の日でしたね。昔、体育の日は運動会が多かった。運動会といえばいなり寿司。そんな発想から生まれた、当院のいなり寿司の日。これもすっかり恒例行事となりました。

津軽地方独特のいなり寿司。紅ショウガでご飯がピンク色。油揚げもご飯も甘いんです。

昔ならではのこのいなり寿司。喫食率がとても高いです。ほとんど残ることがありません。食べると甘くて、もっちりしています。美味しそうにほおばる患者さんに、こちらもついにっこりしてしまいます。

最近入院した患者さんは、今日はなに??と聞いてきたので、由来を説明しました。

 

当院に代々伝わる、野菜たっぷりの魚のすり身汁も一緒でした。この日も美味しくいただきました。

さて、10月はご当地メニューの日でもあります。

今回は「山形県」。秋なので芋煮も考えましたが、「肉そば」を用意しました。

焼いた鶏肉と焼ねぎ、三つ葉がお醤油のだしととても合い、美味しいそばでした。山形県の菊「もってのほか」をおろし和えにして一緒にお出ししました。

これから秋が深くなります。気温はだんだんと下がっています。朝夕はストーブが手放せない季節です。寒さがおいしくしてくれる食べ物がどんどん増えてきます。これからも美味しい秋の味覚を、患者さんに楽しんでもらいたいと思います。