2月3日、節分です。
節分に恵方巻きを食べるようになったのは、1990年代初めのことなんだとか…。今ではもうすっかりおなじみとなりましたね。恵方を向いて、目を閉じ、願い事を思い浮かべながら、一本丸ごと食べるのが本来の食べ方。患者さんに丸ごとお出しすることはできませんが、当院の節分メニューも太巻きといなり寿司が定番です。患者さんも楽しみにしてくれています。
今年も、太巻きは甘さを控えたすし飯に、卵ときゅうり、かにかま、でんぶを入れました。いなり寿司は、紅ショウガが入った、津軽特有のピンクで甘いいなり寿司です。ほかに、イワシの塩焼き、煮物、節分豆。おかゆの方にはいなりの揚げやでんぶ、きぬさやを入れた、ちらし粥をお出ししました。節分豆のかわりには卵ボーロです。
ところで、節分の豆まきの豆は、地方によって違うのだとか。大豆と落花生に分かれるようです。東北や北海道では落花生のところが多いようで、思えば小さいころ、保育園での豆まきは落花生でした。でも、当院では何年も大豆をお出ししているので、患者さんにはもう大豆が浸透しています。長く入院している患者さんはパッケージまで覚えていてくれました。本当に食事を楽しみにしてくれているんだなぁと感じた一コマでした。