中秋の名月、十五夜です。

10月1日は十五夜でした。

十五夜とは、一年で最も美しいとされている「中秋の名月」を鑑賞しながら、収穫などに感謝をする行事です。十五夜のころは稲が育ち、収穫が始まる時期。無事に収穫できる喜びを分かち合い、感謝する日でもありました。昔から、里芋、栗、枝豆など収穫されたばかりの農作物を供え、豊作に感謝していたようです。中でも里芋を供えるのは一般的で、「中秋の名月」は「芋名月」の異名をもつそうです。青森県ではあまり見かけませんが、京都のほうではお月見のお菓子として、里芋のお菓子が出回ります。

当院では、毎年、お月見にちなんで、丸いものを考えて献立を立てます。今年は月見ハンバーグ。ハンバーグと目玉焼きをまん丸く作りました。そしてお月見まんじゅう。厨房でおまんじゅうに目と耳をつけました。とってもかわいらしいうさぎのおまんじゅうが完成しました

当日のお昼、患者さんはかわいいと大喜び。そして、真ん丸ハンバーグにも歓声が! このハンバーグ、ボリュームがあり、和風のたれがちょうどよい味で、とっても美味しかったです。

さらに、とっても評判がよかったのが、ソフト食の月見ハンバーグとミルクプリン。まるで、業者さんが売っているソフト食のハンバーグのようでした。目玉焼きもちゃんと黄身と白身に分かれています。

うさぎのミルクプリンも、食べちゃうのがもったいないくらい、かわいいですよね。

 

肝心のお月見は、お天気が心配でしたが、夕方からは雲も晴れて、お月様を愛でることができました。

もう10月。あれほど暑かった夏も遠のき、だんだんと寒くなってきました。風邪などひかないよう、元気に過ごしたいと思います。