潜入!デイケアリポート①「仕事のCBT」「就労支援プログラム」編
みなさま、こんにちは。
僕はビーズ細工で作られた豚(pig)のPちゃんです。
布施病院のデイケアには、曜日によって色々なプログラムがあります。月間予定を毎回載せていますが、具体的にどういうことをしているのか、どのような雰囲気なのか、わからないことも多いですよね。
そこで、これからみなさんにデイケアのプログラムの紹介をしていきたいと思います。
第1回目は、お仕事に関係するプログラムを2つ紹介します!
一つ目は「仕事のCBT」です。
毎月第2・4火曜日の午後に行っています。
ん?CBTってなに?
これは「Cogntive Behavioral Therapy」の略で、「認知行動療法」のことだそうです。
テキストを見ながら「CBT(認知行動療法)とはなにか」「自分にはどのような認知(捉え方)の特徴があるか」「仕事の場面で、CBTの知識をどう生かすか」を、参加者全員でゆっくり学んでいます。
参加人数はおおよそメンバーさん7名、スタッフ3名だそうです。
テキストを読み、時々書き込み作業をしながら、自分自身の考え方や捉え方の傾向を知る。それをどうやって仕事をする上で生かしていくのかを、みんなで学びながら進めるプログラムなんですね。
二つ目は「就労支援プログラム」です。
毎月第2・4金曜日の午後に行っており、むつコース、おいらせコースの方が対象になっています。(コースに関しては、リハビリテーションの紹介ページを見てね!)
働くため、そして働き続けるために必要なことは何か、毎回テーマに沿ってみんなで意見を出し、話し合っています。毎回、自分の近況報告も発表しているそうですよ。これまで話しあった一例として「体調管理はどうやっていますか?」や「仕事に行きたくない時ってある?」などがあったようです。
参加人数はおおよそメンバーさん6名、スタッフ3名だそう。
また、プログラムメンバーから意見をもらいながら、仕事についての情報を伝える「おいらせ進方」という新聞も発行しているんですって。ふむふむ、勉強になるなぁ。
「Pちゃんの感想」
同じ、仕事に関するプログラムでも内容や目的がそれぞれ違うのが面白かったです。
自分の特徴を知り、自分なりの対処方法を考える機会になる「仕事のCBT」はテキストを使っていることもあって、より“学びの場”という感じがしました。
困っていることや気になっていることを仲間やスタッフと一緒に考える「就労支援プログラム」は、最近あった出来事を伝えあう時間もあったりして、わいわいと賑やかなグループワークといった印象です。
自分に合ったプログラムに参加することで、仕事についてのモチベーションが維持できるのかなぁと思いました!
では、次回へ続く!
まとめ
「仕事のCBT」第2・4火曜日 午後
「就労支援プログラム」第2・4金曜日 午後
※参加人数はその日により異なります。
デイケア参加やプログラムについて興味のある方は、お気軽にご相談ください。