令和５年度精神保健福祉ボランティア養成講座（デイサービス：ゲーム大会）

６月２５日（日）、7月１日（土）の2日間にわたり、精神保健福祉ボランティア養成講座を開催致しました。

精神障害とは何か、ボランティアの役割とはどんなものかを考え、実際にボランティアとして体験して頂く機会として開催しています。

1日目は精神障害とはどのようなものかをラ・プリマベラの職員からお伝えする機会とさせて頂きました。病気や生活のしづらさ、ボランティアをする際の心構えを中心に講話を行いました。

今年度は受講希望が多く、定員を14名に増やして開催致しました。

個人ワークでは、「何がみえますか」と題し錯視画像を用いて、人それぞれの絵の見え方の違いを体験してもらい、他者との違いを認めること、他者を受け入れる気持ちを考えて頂きました。

2日目はデイサービスへボランティアとして参加して頂きました。

マージャンとトランプのチームに分かれ、総勢21名でのゲーム大会となりました♪

マージャンは全く初めて、という受講者さんにも二人一組で参加して頂き、麻雀の得意な利用者さんが教えることも多かったようです。

意外にも初心者の受講者さんが勝つこともあり、まったくゲームというのは、どうなるかわからないものですね。

トランプチームはババ抜き、七並べを行っていましたが、途中から「一休さん」というゲームにも初挑戦しました。受講者さんからの提案とのことで、ここでも、ボランティアさんの力が発揮されたなという思いになりました。

昼食後には、チームごとに手作りのボールを作っての玉入れゲームを行いました。チーム対抗戦でしたが、なかなかの接戦でしたね( *´艸｀)

マージャン、トランプの2位までは、先に景品を選んで頂き皆に景品が行き渡ったところで終了となりました。楽しかったとの感想が多く聞かれました。笑顔も多く見られてよい時間を過ごせたことと思います。

　講座のまとめとして受講者さんからは、色々な人と関われてよかった、ゲームが楽しかった、精神障害とはどのようなものか、理解できたと思う、との感想がありました。人と関わりあうことの大事さというものが、開催した私たちにも感じられた2日間となりました。受講者さん、利用者さんの丁寧に人と接する姿勢に、私たち職員も自分を省みる機会となりました。

　これからも、精神障害の正しい知識を伝え、ボランティアへ参加して頂けるように努めてまいりたいと思います。参加して頂いた皆様、ありがとうございました。