令和最初の春のカラオケ大会(デイケア)

去る5月24日金曜日、デイケア企画隊による今年度最初の行事「令和最初の春のカラオケ大会」が開催されました。

(↑朝一の会場です。昨年はあいにくの雨でしたが今回は朝から快晴でした。会場設営は前日に有志メンバーで行いました。やむを得ず大会に参加できないメンバーもいましたが「皆のために」と作業に加わってくれました。)

 

昨年度までのカラオケ大会は「機械が再生する曲に合わせて歌う」というごく一般的な方法で行っておりました。歌う人以上にフロアのオーディエンスが声を挙げて楽しめるような行事で非常に盛り上がるのですが、それを「さらに盛り上げることはできないか?」「新しい楽しみ方を提案できないものか?」と企画会議で話し合った結果、今年度は生演奏によるカラオケも行うことになりました。

企画隊の内、楽器演奏に興味のあるスタッフとメンバーとで各々が選んだ楽器(ギター、カホン、タンバリン)を担当しました。若いメンバーからベテランメンバーまで年齢に幅があり楽器に触れたことのない方がほとんどでしたが、通常プログラムの1コマや休憩時間を利用して楽しみながら練習に励み、当日は初めてにしては上手く演奏できたのではないかと思います。演奏後の感想を聞くと、「自分の演奏の上手下手」よりも「皆で演奏できたことや最後まで演奏を見守ってくれた聞き手への感謝」が述べられていたのが印象的でした。機械に合わせて歌うだけでは得られない、普段とは違った形のコミュニケーションを体験できたように思います。

 

(↑カホンです。リズム隊がいると演奏がとても安定します)

 

今回は全部で28曲の歌が披露され、特に普段皆の前で歌うことのないスタッフや実習生にも歌ってもらい大いに盛り上がりました。

(↑最後を飾ったスタッフによる「上を向いて歩こう」です。会場を練り歩きながら、フロアの皆さんと合唱したかったのですが、マイクが届かず苦笑しています)

 

すでに来年度に向けた意見がチラホラ聞かれています。また、「せっかく演奏の練習をしたのだから、外部で演奏を披露し『こんな活動もできますよ』と広報をしに行くのはどうか?」という声も上がっております。企画会議で反省をし、今後に反映させていきたいと思います。