自分の味方でいること
こんにちは。デイケアPSWの山川です。
7月に入り、夏はもうすぐそこまで来ていますね。日に日に暑さが増していきますので
熱中症に気を付けましょう!
さて今回は、最近印象に残った言葉『自分の味方でいること(自分を認めること)』についてお話ししたいと思います。
※3月のコラムでもこの話題に触れています。
このお話しを選んだ理由は、『自分の味方でいること(自分を認めること)』が難しい方が多いのではないかと思ったからです。そのことで苦労してきた方もいるかもしれません。
コラムを読んで苦しくなってしまう方もいるかもしれませんが、「自分のことを認めても良いんだ。」と、少しでも気持ちが軽くなれたらという思いを込めて書きます。
まず、私自身も自分のことが好きではないので認めるということに難しさを感じています。そして、自分を否定することで何をやっても達成感が得られなかったり、「どうせ自分なんて」という考えに陥ってしまったりすることがあります。
そのため、自分と向き合うことが辛い時は周りの人に話を聞いてもらいながら気持ちを整理して、否定する気持ちを少しでも切り離そうと意識していました。
「どうせ」や「ダメだ」といった言葉は、知らず知らずのうちに自分を傷つけ、良さに気付けなくさせてしまうことさえあります。認めない日々を続けていると否定することが癖になり、ストレスが溜まって心が疲れてしまいます。
時には、なりたい自分と今の自分の差に苦しむことや、頑張っているのに報われない気持ちになることがあると思います。また、たとえ周りの人に褒められたとしても「でも…」と素直に受け取れない時もあるかもしれません。
なりたい自分との差に苦しむのは、より良くしたいと思っているからだと考えてみることや、「誰がなんと言おうと頑張った」と自分の気持ちに耳を傾けてみることも大切なことだと思います。それは甘やかすこととは違うと感じます。
周りの人が褒めてくれたことを全て受け止められなくても、「褒めてもらえた部分を意識してみようかな」と思うことは出来ます。
自分の努力を一番近くで見てきたのは自分自身です。
周りに支えられながらも、最終的には自分の力で様々なことを乗り越えてきています。
やる気が出ない時や落ち込んだ時は、自分で奮い立たせ、励ましてきたのではないでしょうか?
常に自分を認めることは難しいですが、認められたのなら心強い味方ができるかもしれません。