1月7日。七草です。
年が明けたと思ったら、もう七日。七草です。七草粥を食べる日です。
新しい年を祝い、お正月気分がまだちょっと残っている1月7日は、五節句の一つ「人日の節句」です。この日は七草粥を食べて邪気を祓い、一年の無病息災と五穀豊穣を祈る風習があります。松の内の最後の日でもあり、お正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、青菜の不足しがちな冬場の栄養補給をする効用もあったようです。
津軽の1月は雪の真っ只中。もちろん、七草はありません。なので、七草粥を食べる習慣はなかったようです。津軽の七草は『粥の汁』だという人もいるくらい。でも、最近はスーパーなどで七草の入ったパックが売られるようになり、一般の家庭にも普及するようになりました。なんと、フリーズドライの、お粥に混ぜるだけのものもあるくらいです。
お昼、患者さんが七草ってなんだっけ…?と話していました。
『せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ春の七草』むかし、覚えたよね~と笑って話をして、カードを自分の部屋に持って帰りました。
この日はご飯を食べている方にも、すこしだけ七草粥をお出して、みんなで七草粥を楽しみます。白粥にゆでた七草を入れると、ちょっと青臭くて、でも緑の野菜がとても美味しく感じます。優しい味でした。
昼はお日様もでて、いいお天気でしたが、夜からは暴風雪。もちろん氷点下です。まだまだ寒い毎日が続きます。みんなで、コロナにも風邪にも負けず無病息災で、一年を元気に過ごしたいと思います。