こどもの日です。
大型連休が終わりました。桜が早く終わりましたが、いまはりんごの花がきれいなようです。
さて、5月5日はこどもの日。こいのぼりをあげ、兜を飾る、男の子のお祝いかと思っていましたが、調べると、昭和23年に「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日として認定された、日本の祝日でした。男の子だけのお祝いではなく、女の子も一緒にお祝いし、お母さんに感謝をする日なんですね。
この日のお祝いの料理はやはり『ちらし寿司』。そして、山菜の美味しい季節なので、山菜を使った『天ぷら』と『うどの酢味噌和え』です。津軽のお祝いに欠かせい『茶わん蒸し』。そして、『柏もち』。
天ぷらはボリュームがあり、山菜たっぷりのちらし寿司も美味しかったです。なかでもタラの芽の天ぷらとウドの酢味噌和えは、この時期ならでわの春の香りで、何よりのごちそうでした。
さて、翌日の5月6日。この日は『コロッケの日』です。
コロッケは、トンカツ、カレーライスとともに「日本の三大洋食」とも呼ばれている料理です。明治時代の文明開化の中で日本に伝えられた西洋料理の一つで、長く、庶民の味方として親しまれてきました。そんなコロッケを春の行楽シーズンに家族で食べてもらいたいとの願いと、「コ(5)ロ(6)ッケ」と読む語呂合わせから、5月6日がコロッケの日として認定されたそうです。
そんな記念日なので、手作りのコロッケをお出ししました。じゃが芋を茹でてつぶして、炒めたひき肉と合わせて形を作り、衣をつけて油で揚げます。一から厨房で作るのです。コロッケの隣には当院で古くから伝わっている、魚肉ソーセージもフライにしました。
とっても手間がかかる料理なのですが、やはり、手作りコロッケは美味しいんです。まず、衣が薄い! 冷凍食品では出せない技です。そして、芋がとってもクリーミィー!! ソースをかけなくても、美味しく食べられます。
前日は天ぷら、そして次の日はコロッケと、揚げ物が続くのがネックなのですが、そこはちょっと我慢してもらって。
でも、患者さんはとっても喜んでくれました。先にキャベツを食べてしまって、コロッケを最後に残して食べている方もいました。ザーサイを乗せた中華風冷や奴と、オレンジがさっぱりしていました。
大型連休は終わりましたが、5月は始まったばかり。アイスクリームの日やリクエスト給食もあります。
給食を食べて、笑顔になってもらいたいなと、喜んでもらえるメニューを考えていきたいです。