こんにちは、心理士の山田です。

本日のcafe OASISでは、ピザ作りをしました。
参加者さんはみんな、麺棒で生地を伸ばしてピザを作るのは初挑戦でした。

ピザを作る過程で私の印象に残っているのは、伸ばす前のピザ生地の触り心地に「気持ち良い！」と声が上がったことです。

丸いお団子のようなピザ生地を両手で包み込み、柔らかな生地の触り心地を楽しむみんなの姿を見て、「料理の工程の中に、気持ち良いという感覚があったんだ」と発見できました。

（初めての生地伸ばし）

（トッピングをして）

（焼きあがるのを待ちます）

（完成です！）

日常生活の中では単なる作業として行うことも多い料理ですが、みんなで取り組むことで、料理の中にあった普段見逃していた感覚に気づくことができ、楽しむことができたように感じました。

今回特に印象に残ったのは、シェアリングの時間に参加者の一人から「cafe OASISに参加すると楽しいが、家から出る前はおっくうな気持ちになりがちだ」という声が聞かれたことです。
私はcafe OASISの場には、「その人が感じた気持ちは、どんな気持ちでもその人の大切な気持ち」として受け入れ、わかりたいと思って臨んでいます。
人前で自分の本音を口に出すのはなかなか大変なことですし勇気のいることだと思いますが、ましてやそれが前向きではない気持ちであればなおさらです。
そんな言いにくいであろう気持ちを話してくださったのは、cafe OASISが「話してもいい場」だと感じてもらえたからだと思います。その場で聞いていたみんなの様子を見ても、cafe OASISは素直に本音を分かち合える場になっているなと感じました。

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cafe OASISは、「非日常的な空間で、ちょっぴり元気に」をコンセプトに毎月第2水曜日の午前に開催しています。参加する誰にとっても居心地の良い癒しの空間で、いつものメンバーのことも初めて参加する方のことも優しく迎えてくれます。

「ちょっと、気になる」「日常から離れてホッと一息つきたい」など、興味をお持ちになったら医療連携室までお気軽にご連絡ください、担当スタッフがご説明させていただきます。ちょっとだけ雰囲気を見てみたいという方の見学、体験参加も大歓迎です。