2月4日は立春。暦の上ではもう春です。でも、寒い日が続いて言います。
そんな寒い日は、体が温まるものがうれしいですよね。
青森県の冬と言えば、『じゃっぱ汁』。たらのアラを入れたみそ仕立ての汁ものです。
場所によって、たらとねぎ、豆腐だけのところもありますが、五所川原のあたりは大根やニンジンもいれます。野菜の甘みと、タラの骨、肝臓(肝)からの旨味が一緒になって、なんともいえない味になります。
1月30日。この日はお昼に『たら御膳』をお出ししました。じゃっぱ汁にタラのフライ、子和えなどタラづくしです。実は、たらの骨は結構太く、危ないので、患者さんにはだしをとって身だけを入れてお出ししたのですが、「じゃっぱ入ってないよ~」とおしかりをいただきました。でも「美味しいなぁ!」と喜んでくれました。なかには「もっと食べたいから丼でだしてほしい」という方もいましたよ。フライはサックサク。ニンジンの子和えも人参の甘みとたらのこのプチプチがおいしかったです。
冬の味覚、たらを味わいました。
さて、立春の前の日、2月3日は節分です。
今年も恵方巻きをイメージして、太巻きをお出ししました。
津軽のピンクのいなり寿司も一緒です。
まめはいつもの炒り大豆。
鬼は外―、福は内―。
邪気を払って、良いことがたくさんの春が来ますように!!