皆さんこんにちは。昨年の10月に北斗病棟へ配属となりました相談員の國分です。
先月は北京オリンピックが開催されましたが、白熱した試合に心が熱くなった方も多くいらっしゃるかと思います。私が特に印象に残っているのはスピードスケートの女子団体パシュートです。金メダルを争う中、最終カーブでの転倒。メダルは惜しくも銀メダルとなりましたが、3人のチームワーク、気持ちの強さがテレビの映像越しでも伝わってとても感動しました。
そんなオリンピックも終わり、3月を迎えましたが青森は雪が降り積もり、春を迎える用意はまだ出来ないようです。
さてそんな3月といえば『節目』の季節ですね。例えば、学生の方は卒業式があり、新年度へ向けて準備していく時期でもあります。進学・就職など新たなスタートに向けて期待が膨らむ一方、新しい生活に不安を感じる方も少なくないかと思います。
私は北斗病棟に配属される前は、共同生活事業所の生活支援員として入居者さんのお手伝いが主な仕事でした。それが昨年の10月に北斗病棟へ相談員として異動となり、退院調整や相談業務の役割を担う事となりました。仕事の内容も異なるため、毎日が挑戦の日々です。異動が決まった瞬間は入居者さんとの別れに寂しさを感じたり、次部署で上手くやっていけるだろうかと不安も募ったりしましたが、いざ新しい部署での仕事がスタートしてみると、新たな患者さんとの出会いや新たな経験を積むうちに、いつの間にか寂しさや不安は払拭されました。
節目の季節というものは3月に限らず大きなイベントが山積みで、慌ただしく感じる方が多いと思います。慌ただしさというものは煩わしさを感じる事もあります。しかし、慌ただしい日々の中で得られる経験も多いことから、私は自分が成長していくうえで必要不可欠なものであると考えます。また、私自身変化に弱い人間であるため、新たなことにチャレンジしたりする事に消極的になってしまう事が多く、だからこそ『節目』は自分を変える良い機会だと考えています。自分から新たな一歩を踏み出すことはとても勇気がいるものです。しかし一度踏み出してしまえば前に進むしかありません。
今月を終えれば次は4月。今よりもっと慌ただしくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか?私は今から4月の事を想像して慌ただしくなるだろうなあと憂鬱になる日もありますが、オリンピック選手のように強い気持ちを持って乗り越えていきたいと思います。しかし頑張りすぎては身体を壊してしまう要因ともなり得るので、困ったことや不安なことがあれば誰かに相談する事を忘れないで下さいね。来月もよろしくお願い致します。