GARDEN cafe OASIS 開催しました
こんにちは。心理師の佐藤です。
7月7日七夕の日、桜や楓の木々が立ち、小さな鳥達が憩う当院の中庭に、女性だけのカフェ「GARDEN cafe OASIS」をオープンしました。スタッフも全員女性です。
様々な調査研究において「その人の健康な部分に働きかけることで、困難に対処していくことができる」という結果が報告されていますが、今回、「日常の生活に迷い悩みながら懸命に自分の道を自分の足で歩んでいる女性同士が集い、大変な日常から離れてほっと一息つける非日常的な時間と空間を持ちたい。その時間と空間の共有が歩む力になるに違いない」そう考えて、このカフェを企画しました。
「GARDEN cafe OASIS」という名前にも我々スタッフの願いが込められています。
オープン当日の天気は数日前から雨の予報でしたが、空の上からの力添えもあったのか、当日は気持ちのいい晴天でした。
今回「非日常」を意識しやすいように2つの工夫をしました。
1つ目は、この時間だけの「自分の呼び名」を決め、ネームプレートを身に付けること、
2つ目は、非日常にいる間の印として、ネームプレートにリボンを付けておくことです。リボンを付ける瞬間を皆で合わせたことや、リボンに対して偶然全員が同じシンボリックなイメージを持ったことで、ただならぬ素敵な一体感が生まれたように思います。
はじめのワークは、これから過ごす空間をより素敵に心地よいものにするための中庭の飾りつけです。皆で協力してフラッグガーランドを設置。その後で花や手作りマーブリングバルーンが「みんなを見守っているように」「この庭の外に居る人にも見えるように」「皆さんの飾った場所とバランスがとれるように」という考えのもとに飾りつけられ、とても優しい空間になりました。
続くワークはコーヒータイム。まっさらなマグカップに思い思いに描きたいものを描き、自分だけのマグカップを仕上げました。
コーヒーはマシュマロを焼きながらいただき、体験のシェアリングを行いました。
非日常グループの癒しエネルギーは予想以上で、誰もが終わりを切り出しづらい雰囲気になりましたが、今日の時間を過ごした証のネームプレートを写真に閉じ込めておくことで、安心して終わることができました。
【GARDEN cafe OASISを開いてみて】
さてその後スタッフは後片付けをしたのですが、お花や風船やガーランドは始まる前よりも大切で意味あるものに感じられました。「来てくれた女性の方々が癒されて元気になれるcafeにしたい」と始めたOASISですが、終わってみると私達スタッフも癒され元気をもらっていました。このブログの記事はcafeが終わって3日後に書いていますが、実はまだ余韻が残っています。日常から離れた時間と空間を共有した体験は、私達スタッフにも確かに影響しています。本当にご来店ありがとうございました。
事前告知の段階では、多くの方が興味を持ってくれていましたが、残念ながらスケジュールの都合がつかず参加できなかった方が多く、また当日来られなくなった方もいました。
またこういった企画を考えたいと思いますので、ご興味ある方は是非、ちょっとだけご興味がある方は少しだけ勇気を出してお越しくださいね。