誰かのためになれる
こんにちは、デイケアPSWの山川です。
10月に入り、いよいよ秋めいてきましたね。
秋といえば実りの秋です。私は焼きいもをたくさん食べたいと思います!
さて、今回は日々の業務で感じたこと考えたことについてお話したいと思います。
以前、デイケアの利用者さんから「いつも話を聞いてもらっているけれど自分は何もできないよ。お返しできるものがないよ。」と言われたことがありました。その時「何もできないなんて、そんなことはないのに。」と感じました。
なぜなら、生きていくために悩み、考え、行動する姿に、私も頑張ろうと励まされているからです。
「その方の力になれているのだろうか。どうしたら良いのだろうか。」と悩む時も、利用者さんの存在に助けられています。
また、経験や生活の知恵、価値観などの話を聞かせていただくことで様々な気付きを得ています。教えて頂いたことが、別の方の支援や関わりに活かされることもあります。
利用者さんに出会えなければ気づけなかったことがたくさんあると思っています。
もしかしたら「誰のためにもなれない。」と思っている方がいるかもしれません。
けれど
自分の生き方が誰かを励ましたり、同じように悩んでいる人の力になったりすることがあります。
頼ってもらえたことで救われる人、頼ってもらえたことでその気持ちに応えたいと頑張れる人もいます。
私たちは色んな形で誰かのためになれると思っています。
そう思えるようになったのも利用者さんのおかげだな、と感じました。