「ありのままの表現展2023」に出展した作品を見に行きました!

こんにちは、心理士の山田です。

 

先日デイケアプログラム「アート制作」のメンバーで、「ありのままの表現展2023」に出展しましたが、みんなの作品が青森県立美術館に展示されているということで、11月21日(火)、プログラムの時間を使って見学に行ってきました。

 

広い会場にたくさんの素敵な作品が展示されていましたが、すべての作品個々に対して主催者からコメントが寄せられるとともに、作品にふさわしい賞が贈られていました。

 

私たちの仲間の作品を紹介させていただきます。

【タイトル】自然の中のここのつ(柱)の個性

【受 賞 名】キャラクター愛賞

【主催者コメント】それぞれのキャラクターの特徴や個性をアイロンビーズで見事に表現できましたね。作り方も丁寧です。

 

【タイトル】幾何学模様とマリーゴールド

【受 賞 名】魅力的な表現賞

【主催者コメント】空色の背景に幾何学模様を描いたというこの作品は、自然の美しさと人間の知性や秩序を上手に融合し、調和を表現していると言えますね。

 

【タイトル】私と自分一体感

【受 賞 名】素敵な表現賞

【主催者コメント】犬の表情がうまく描かれ、犬との絆を感じさせる素晴らしい作品ですね。犬への深い愛情や理解が伝わってきます。

 

【タイトル】船

【受 賞 名】深みのある造形賞

【主催者コメント】グレー陶土で作られた船は、龍のモチーフが見事に表現されています。龍は船の全体に飾られておりインパクトを与えていますね。

 

【タイトル】きねん ホワイトホース

【受 賞 名】味わいのある造形賞

【主催者コメント】グレーの陶土で作られたこの花器は、シンプルな形と色で、洗練された雰囲気を醸し出しています。表面のでこぼこや色つやは、光の当たり方によって変化し、見る角度によっても違った表情を見せてくれます。

 

【タイトル】手さげバック

【受 賞 名】Niceデザイン賞

【主催者コメント】デニムというカジュアルな素材で、おしゃれな形にできています。色は淡い青色で、爽やかな印象を与えます。持ち手の金具の色も、デニムの色と絶妙な対比になっています。

 

【タイトル】独白

【受 賞 名】深いメッセージ賞

【主催者コメント】針金とマニキュアという身近な素材で、美しい彼岸花を作りましたね。彼岸花の花言葉に自分の姿を重ねて、タイトルを「独白」にしたことはとても素敵な発想だと思います。

 

会場で自分の作品を見つけた時のみんなの嬉しそうな表情がとても印象的で、キャプションを見つめるその姿からは、制作に注いだ熱量が大きいメンバーほど、喜びに類した、得も言われぬ複雑な感動を味わっているように見えました。

帰りの車中も、私も含めた全員が余韻に浸りきっていましたが、それが今後の作品制作のエネルギーとなっただけではなく、それによって自分の在り方にまで肯定的になれた気がしています。

普段の活動だけでは中々得られない体験ができて、このような場があって本当にありがたいと感じました。

 

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デイケアプログラム「アート制作」は、技術の巧拙を問わず、その人らしさを大切にした自己表現を行うことを目的とするプログラムで、毎週火曜日の午前中に実施しています。

ご興味ある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。