八戸のご当地メニュー、せんべい汁。

毎日の給食に楽しみを…と始められたご当地メニュー。今年は青森県のご当地メニューを紹介しています。一回目は青森市の「味噌カレー牛乳ラーメン」でした。今回は二回目。八戸市の「せんべい汁」です。

鶏肉やごぼう、ニンジン、椎茸などの具だくさんの汁に、せんべい汁用のせんべいを入れて軽く煮込んだおつゆ。最初は、えーっ!!思ったのですが、食べるとせんべいがいい出汁を吸って、また、せんべいの香ばしい香りがとってもマッチして、体が温まる、とっても美味しいお料理です。

これまでも2回ほどお出ししました。患者さんからも好評でした。

せんべいのふちは固いので、患者さんには柔らかく煮込んでからお出ししました。ソフト食の患者さんには、せんべい、鶏肉、野菜をそれぞれソフトに仕立て、とろみのついた汁に入れてみました。初の試みです。醤油味の茶色の汁に、色とりどりの具材がきれいでした。食べる方も、スプーンですくって、つるっとおいしそうに食べていました。

 

 

 

 

ほかには、わかめご飯、擬製豆腐、ピーナツ和え、オレンジの献立でした。近年は食事摂取基準での塩分がだんだんと少なり、当院でも減塩を心がけています。以前に比べると塩分はかなり少なくなりました。でも青森県民はやはり味が濃いのを好むので、「給食は味がうすい、醤油をつけてくれ」という方もいます。しかし、減塩の大切さをお話しし、納得してもらっています。旬のものを、素材を生かし、薄味でおいしく食べるのが一番! 秋はまだまだおいしいものが出回ります。そして、当院の行事食も目白押しです。患者さんは楽しみにしてくれています。期待にこたえなければ!!!

 

さて、10月のおやつの日は15日と16日に実施しました。

今回はミルクレープとチョコレートババロア。

 

月に一回のおやつの日は、患者さんが楽しみしてくれる日。みんなとってもいい笑顔で、ぺろりと食べていました。

来月は何にしましょうか。