秋のバス遠足 ~in 浅虫水族館~(デイケア)
デイケアのプログラムの1つである「企画会議」では、季節ごとに行事を企画しています。春、夏に続き今年度3つ目に手掛けた行事として、10月18日(金)「秋のバス遠足」を実施しました。
「秋のバス遠足」は、先日の西北五精神障害者家族学習交流会に続き、今月2つ目の行事であり、企画隊メンバーは時間がない中、並行して準備をしてきました。プログラムで行先の候補を出し合った際、「行ったことがない浅虫水族館に行きたい」との意見が挙がり、移動や鑑賞時間を踏まえて皆で行先として決定します。行先決定後も、「以前バス遠足で浅虫水族館に行った際は最寄りの施設にも行ったが、各施設をゆっくり見られなかったため、今回は水族館のみにしよう」「当日はどのようなタイムスケジュールで動く?」「昼食はどこで何を食べる?」など、参加者が楽しめるように企画を練り上げました。また、「都合により申し込み期間に間に合わなかったが、○○さんも参加したいと聞いた」と企画隊メンバーがスタッフに伝えるなどコミュニケーションを取り、多くの人が行事を楽しめるよう準備をし、当日を迎えます。
企画隊メンバーの思いもあってか、当日は秋晴れでした!メンバーとスタッフ合わせて28名、大型バスで浅虫水族館へと出発します。
トイレ休憩を挟み、約1時間半の移動を経て水族館に到着しました。最初はイルカショーを見るグループ、見ないグループに分かれて行動します。イルカショーは皆とても笑顔で鑑賞しており、「イルカがとても可愛かった」「あんなに懐いたらめごいべなぁ」「イルカショーが1番良かった」など、ショーを堪能した意見が聞かれました。
イルカショーを見ないグループは、ゆっくりお弁当を食べ、イルカショーを見たグループと合流しました。その後、アザラシの食事風景や今月限定のハロウィン水槽などを、時間の限り館内を見て回ります。売店では、ソフトクリームを食べたり、お土産を買ったりなど各々楽しく過ごしました。
帰りのバスでは、一日の振り返りとして参加者の代表数名からコメントをいただきました。その中で企画隊メンバーからは、自分が楽しかったという感想だけでなく、「階段などが急で移動が大変だった方もいたのではないか」とのコメントもあり、行事の最後まで参加者への配慮が窺えました。今回のバス遠足を参加者が楽しくスムーズに活動できたのは、企画隊メンバーの存在があったからだと思います。
このように企画会議では、行事の計画や準備を通して、メンバーやスタッフがコミュニケーションを図り、お互いに相手のことを気遣い、支え合いながら活動しています。次の行事に向けて、また企画隊が一丸となって参加者が楽しめる企画を計画・準備・運営して行きたいと思います。企画隊の皆さん、当日までの準備、本当にお疲れ様でした!!