体育の日。いなり寿司。

1999年まで、体育の日は10月10日でした。よく運動会も行われていました。「運動会と言えばいなり寿司」という方も多いだろうなと、10月10日にいなり寿司を提供してきてから、23年になります。既製品の揚げもありますが、手作りにこだわって、揚げを味付けし、酢飯にはもち米を加えて紅ショウガを入れた、ちょっと甘いピンクのいなり寿司。津軽のいなり寿司です。厨房スタッフ総出で作ります。

このメニューのとき欠かせないのが、魚のすり身汁。当院の昔々から続く伝統メニューです。野菜がたっぷりで、野菜と魚の旨味が出て、とってもおいしいんです。もともとはホッケを使っていましたが、ホッケのすり身が手に入らなくなって、タラのすり身に変わったのは残念…。でも、これを食べるとほこっとした気持ちになります。今日のいなり寿司、残した方はゼロ。皆さん、見ていてうれしくなる食べっぷりでした。お粥の方には、油揚げとでんぶ、きぬさやでちらし寿司風にしました。こちらも、喜んで食べていただきましたよー!